アリスの不思議な世界
世界初の実写映画化『不思議の国のアリス(1903年)』と、テニエルの挿絵を再現した伝説の実写映画『不思議の国のアリス(1915 年)』の特別上映および、その研究書『アリス・イン・クラシックス』(青心社刊)の著者 浅尾典彦が、アリスの世界や映画特撮について楽しく解説します。ティム・バートン監督作品『アリス・イン・ワンダーランド』のルーツはこれだ!!
日本のUFO現象学の歴史
日本でUFO現象学が誕生して今年で55年目になります。当時、日本SFとUFO現象学は極めて近い親戚関係でした。故柴野拓美さんは、この両者の歴史に大きな業績を残しています。それがなぜSFとUFO現象学はこれほどまでに乖離してしまったのでしょうか? 日本SFとUFO現象学の愛憎劇の歴史を、映像を用いた新しい切り口で追いながら、両者のよりよい関係を再構築していく企画です。
- 出演者
- 礒部剛喜 (UFO現象学研究者、SF評論家)
セガをかたる2010 —メガドライブ秘話—
セガファンがあつまって「昔のセガはこうだった」など、あやしい噂を真実のように騙り合うこの企画も、もう10年目に突入しました。
今回も昨年に引き続き、ゲームプロデューサーの大高寛之氏をメインスピーカーに、セガマニアの作家アサウラ氏を聞き手にお迎えして開催します。
今回は名機メガドライブに焦点を当て、今だから話せる裏話を大いに騙っていただきたいと思います。
もしかしたら、シークレットゲストがあるかも…
事前に以下のアドレスでセガに関するありとあらゆる質問を受け付けます。
素朴なギモンからマニアックな内容まで、どしどしEmailをお送りください。
sega2010@onn.jp
例:メガドライブの2つのCPUは68系と80系ですがバス上で通信するにあたってバイト順が違う問題はどうやって解決していたのですか。
例:湯川専務はいまどこで何をしているのですか。
なお、状況によって「ボーダーブレイク開発者に聞く」や「次のコンシューマーゲーム機の展望」などにテーマが変更になる場合がありますので、ご了承ください。
- 出演者
- 大高寛之(ゲームプロデューサー)
- アサウラ(作家)
〈1/1 パワードスーツ〉2D & 3D作者対談
今年の大会には、なんとあのパワードスーツが2D & 3Dの2体も登場しちゃいます。こんなコラボは二度とない! せっかくですので、2D & 3D作者である、イラストレーターの加藤直之さんと1/1鉄パワードスーツ作者の鳥居周平さんに対談をお願いしました。2D & 3Dの「1/1」作成のご苦労と魅力について、おふたりに熱く語っていただきたいと思います。
- 出演者
- 加藤直之(イラストレーター)
- 鳥居周平(1/1鉄パワードスーツ作者)
- 朝比奈祥和(ウェーブ)
- 司会:牧☆みいめ(SFイラスト研究者)
- 関連企画
- 加藤直之 〈1/1 パワードスーツ〉ライブペインティング
- パワードスーツ来る
空想音楽大作戦2010
SF映像作品の音楽をトークと音源で紹介するSF音楽イベント。
今年は日本SF映像の華とも呼べる「怪獣」に焦点を当て、怪獣音楽を語ってみます。音楽は怪獣をどのように表現してきたのか? なぜ人は怪獣音楽に燃えるのか? 怪獣映画サントラづくりの苦労とは?
ゲストは『トップをねらえ!』『サクラ大戦』などの作曲家・田中公平先生。音楽家ならではの分析にご期待ください!
- 出演者
- 田中公平(作曲家)
- 早川優(音楽ライター)
- 不破了三(音楽ライター)
- 腹巻猫(音楽ライター)
NERFだらぁ
ひたひたとSFファンの間に浸透しつつある、あのNERFで、この夏も思いっきり遊びましょう。
ただ、旅館の広間と会議室は違います。しかし、いきなりオフィスを作って”The Great Office War”は無理ですので、ここは大人しく公式ターゲットを撃ったり、射的や、簡単なゲームをしてみようと考えていす。
(ま、いずれはやりたいですよね、The Great Office War 笑 http://www.youtube.com/watch?v=pVKnF26qFFM)
- Q: どんなNERFで遊ぶの?
- A: マイクロダーツとストリームダーツを使用するNERFブラスターを中心に、構成を考えていますが、ダートタグでもうまく遊べないか、現在検討を重ねています。
- Q: NERFブラスターは、持っていかないとダメなの?
- A: マイNERFブラスターは、持ち込んでいただいてOKです。ただしパワーアップなど内部機構に変更を加えた物は、お断りします。リペイントや外装の変更で、クールなブラスター自慢をするもよし。
なお、マイクロダーツを使用するマーベリックなどを、貸出用として用意します。
すべてのブラスター用のリフィル(弾)3種類は、十分な数を用意しますので、持ち込むのはブラスター本体だけで大丈夫です。 - Q: じゃあ、オイらのクールなブラスターをぶら下げて、大ホールで大暴れだ!
- A: これこれ。持参のブラスターは、この企画以外では使用をしないでください。(※マスカレードで使用するなど、他の企画と兼ねる場合は、その企画担当者の指示に従ってください)
特に大物は取り回しや保管に注意願います。管理保管は各自で責任を持っておこなってください。
企画名称は、いい大人が、だらだらNERFで遊ぶ、というところから付けました。三河弁ではありません。
なお、大会当日までに内容は変化していくはず、(まだ煮詰まっていません)お楽しみに。
"Go Ahead, Make my day!"
- お願い
- 当日、設営やレンジオフィサー(笑)をやっていただける方を募集します。NERFの取り扱い、リフィルの装填の出来る方ですと、とても助かります。
- 出演者
- NERFな人々
仁木稔と『ミカイールの階梯』を語る
もはや世界文学の領域に差し掛かった、重厚長大な新作『ミカイールの階梯』(早川書房SFシリーズJコレクション刊、二分冊)で、圧倒的な筆力を示した仁木稔。
舞台となるロシア、中央アジアなどの調査の妙。宗教対立、自爆テロなど現代的なモチーフ。遺伝子工学や知性機械などの豊富なSF性、そして胡旋舞などの古典芸術の新たな解釈から生まれる静謐にして躍動的なテクスト。
尽きることなき『ミカイールの階梯』の魅力を、前作『グアルディア』、『ラ・イストリア』をも射程に入れつつ、語り尽くす!
- 出演者
- 仁木稔 (作家)
- 伊東総 (SFセミナー2009合宿企画「仁木稔と『HISTORIA』シリーズを語る」司会者)
- 岡和田晃 (RPGライター、文芸評論家、翻訳家)
すごいカッコでマツります ~コスプレ小谷杯マスカレード賞
大会の花、といえば、コスプレ。本大会でもマスカレード企画、コスプレ・小谷杯をやりまっす。一番ぐっとくるコスプレに与えられる小谷杯、今年は審査員の方々による模範演技と技能指導講座つき。衣装調達の方法から、いかにかっこよくカメラに撮られるか、そのモデルの極意までを伺います。吹けよ、風、叫べよ、嵐、来たれ、特撮系(のイケメン)。必見です!
募集要項
1日目(7日)17:00から小ホールにて公開審査を行います。ホールステージにて存分にコスプレ・パフォーマンスをご披露ください(持ち時間3分以内)。持ち込みBGMなど、パフォーマンス時のご希望も受け付けております。
お一人でもグループでもご参加いただけますので、ふるってご応募ください!
参加ご希望のかたは次の事項をすべてご記入の上、下記アドレスへお申し込みください。
- 氏名
- 参加・登録番号
- 連絡先メールアドレス
- 連絡先(電話場号)
- 緊急連絡先(氏名・電話番号)
- 申込人数
- コスプレ内容・自己アピール(200字以内)
- パフォーマンス時のご希望
※グループ参加の場合、項目1~5は代表者のみ
- 申し込み先
- cos@tokon10.net
- 締め切り
- 2010年7月15日必着
- 審査員
- 小谷真理(生きているコスプレーヤーの化石)
- 一本木蛮(漫画家)
- 牛島えっさい(コスプレ評論家)
- 新井素子(作家・SF 作家クラブ事務局長)/ ゲスト審査員
- 井上雅彦(作家・SF 作家クラブ事務局長)/ ゲスト審査員
- たちばなゆに / 司会
みなさまのご参加、お待ちしています!
文学とコスプレカルチャアの間4 「男の娘現象」を考える
現在、マンガや小説等のフィクションの中のみならず実地のためのHOW・TO本すらが市場に出回りコスプレイヤー達の中でも、いわゆる「女装」が1ジャンルを築いているという、現在の状況に基づき、少し以前ならば、むしろ忌避の対象であった「女装者」が、狭義とはいえ好意的に一般社会に受け入れられ、奨励するかのように周囲の対応が変換していった過程、及び、その意味を多角的に考え、分析したいと思っています。
- 出演者
- 牛島えっさい (エッセイスト)
- 開田あや (官能作家)
- 三橋順子 (多摩大学講師 性社会・文化史研究者)
- 三森樹 (同人誌即売会「男の娘☆」主催)
メインゲスト鼎談 「SF秘宝、あるいは、酢になったロマネ・コンティのナゾ」
TOKON10では、『K-20』やゲーム『鬼武者』冒頭CDで世界を唸らせた映画監督・佐藤嗣麻子氏、デビュー以来、流麗な画力と論理的かつ緻密な構成力でわれわれを魅了し続けてくださる不世出の少女マンガ家・萩尾望都氏、そして、執筆に釣りに格闘技観戦にとエネルギッシユに夢幻世界を探究し続ける夢枕獏氏をメインゲストにお迎えしました。ここではお三方のお宝をお持ちいただき、お話を伺います。
- 出演者
- 夢枕獏(作家)
- 萩尾望都(少女マンガ家)
- 佐藤嗣麻子(映画監督)
- 司会・小谷真理(SF&ファンタジー評論家)