SF・ホラーを生ける / SFいけばなの試み
SF、ホラー作品から得たイメージを生け花で表現する展示企画です。
短編小説『Exhalation(息吹)』(2008・テッド・チャン)、怪奇映画『フランケンシュタインの逆襲』(1957・ハマー・プロダクション)の、二つのテーマで展示する予定です。
『Exhalation』の作者であるTed Chiang氏には、試作写真をお送りし、コメントを頂きました。
I'm delighted that my story provided inspiration for an ikebana artist like Ms. Ishii. This is not something I would have expected, but upon reflection, I can see how it is fitting. "Exhalation" is, in one sense, about the possibility of beauty arising out of the arrangement of simpler components, and it seems to me that the same is true of ikebana.
I wish I could be there to see them in person.
(私の物語が、イシイ氏のようなイケバナ・アーティストにインスピレーションを与えたことを嬉しく思います。これは予想もしなかったことですが、考えてみると、それがいかに似つかわしいことであるか理解できます。“Exhalation”は、ある意味では、より単純なパーツを配置したものから美が立ち現れうることを描いており、同じことが生け花にあてはまるように、私には思われます。)
- 制作者
- 牛乃あゆみ
- 場所
- 5F ホワイエ