第49回日本SF大会 2010 TOKON10
首都大会EDO―電脳金魚の大冒険―
2010年は東京でSF大会

電子出版とこれからの出版社

AmazonのKindle発売以降、最近なにかと話題の電子出版。日本国内でも色々と動きが出てきているようですが、まだまだよく分からないことが多いように思います。

そこで、出版に係わる方々に、送り手側から見た電子出版についてお聞きしたいと思い ます。

出演者
小浜徹也 (東京創元社)
阿部毅 (早川書房)
大森望 (翻訳家)
榎本秋 (書評家)
竹内一詔 (司会)

ライトノベル2010

アニメの原作にライトノベルがなることが当たり前になり、2004年のライトノベルブーム以降続いた変化の時代が終わり成熟と安定の時代に入ってきました。そんなライトノベルの現況を概観するとともに、作家、関係者、ファンの皆様とライトノベルの今とこれからについてお話できればと思います

出演者
榎本秋(ライトノベルレビュアー)

ハレ晴レ(フルバージョン)+星間飛行を踊ろう!

SFダンス学会

恒例のSFダンス企画です。今年は「ハレ晴レユカイ」を極めます。TVサイズではなくフルバージョン。これでカラオケでも完璧に踊れます。プラス、星間飛行を覚えましょう。キラッ★
http://sf-dance.com/

今回は名誉インストラクター、故・島田喜美子さんが今年の企画のために準備をしていた「きよしのズンドコ節」を、カモネギシスターズがスペシャルバージョンで踊ります!

出演者
マウスバード(ハレ晴レインストラクター)
ヤスベェ3世!(星間飛行インストラクター)
島田喜美子(名誉インストタクター)
カモネギシスターズ(スペシャルインストラクター)
カモス&ネギス(バックダンサーズ)

チェコのレトロSF映画を見よう!

チェコ大使館のご協力により、1966年に製作されたコメディSF映画『ジェシーを狙うのは誰だ?』を上映します。
夢を健全なものに変える機械、マンガから出てきたセクシー美女、彼女をつけねらうSM趣味のなんちゃってスーパーマン、反重力怪力マシーン、こっそりと埋め込まれた反ソ連的寓意……冷戦時代東欧のイメージを覆す奔放さと、チェコの真の創造力、そしてヨーロッパ映画らしいお洒落な影像を是非ご覧あれ!
日本語字幕つき。

出演者
高野史緒(作家)
井上徹(ロシア・ユーラシア映画研究者)
ペトル・ホリー(チェコセンター所長・チェコ共和国大使館一等書記官)

「マルドゥック・スクランブル 圧縮」公開記念トークショー

冲方(言わずと知れた原作者)×塩澤(SFマガジン元編集長)×中西(劇場アニメ「マルドゥック・スクランブル」プロデューサー)大いに語る!

2010年秋に公開を控えた劇場アニメ「マルドゥック・スクランブル 圧縮」
その公開に先駆け、まさに作品の中枢にいる3人によるここでしか聞けないトークショーを開催。「制作に至った経緯」や「作品への思い」など真面目な話から、様々な脱線話まで!?盛りだくさんでお届けします。

出演者
冲方丁(作家)
塩澤快浩(早川書房)
中西豪(キングレコード)

ベスト地球・海洋SFファン投票

これでなんと9年目(しみじみ)。海洋SFは売れないという業界のジンクスの打破を銘打ってスタート。グラビアアイドルが宇宙ステーションの気象予報士を演じたNHK番組「まんてん」に対抗しようとの目標は、草なぎ君の「日本沈没」でおおむね達成(汗)。次の目標は海洋観測船の船長を目指すNHK連続テレビ小説だ! 今回も読んでいない人でも投票できるあらすじ紹介付き(笑)
ノミネート作品リストはこちらを見よう!
http://chikyu-to-umi.com/sf/sf_best.htm

出演者
西村一 (JAMSTEC、自称海洋SF研究家)

日本SF作家クラブ懇親会

日本SF作家クラブが主催する、会員とファンの方々との懇親パーティです。

今回の2010TOKON10には、萩尾望都、夢枕獏、佐藤嗣麻子の3会員がメインゲストとして招かれているほか、多くの会員がゲスト参加しています。この機会にファンの方たちとの交流の場を設けたいと考え、パーティを開催することにしたものです。

お気に入りの作家や漫画家とじかに話をするチャンスです。サイン入り色紙のプレゼントなども考えておりますので、奮ってご参加ください。

となりの部屋では永井豪ファンクラブのパーティも開催されており、相互に出入りは自由となっています。どちらか一方の会費を払えば、両方のパーティに出席できます。永井豪FCのほうの会費は、鏡開きの樽酒の枡代として1000円が上乗せされています。樽酒はいらないという方は、SF作家クラブ側からお入りください(そのあと気が変わったとしても、1000円で枡を買って樽酒をご賞味いただけます)。

会場周辺は、飲み屋は多いものの、ちゃんとした食事のできる場所があまりありません。夏の一夜、ゲスト参加者との歓談と心づくしの料理で、楽しいひとときを過ごしてみませんか。

参加費はお1人さま7000円(飲物代込み)(中学生以上)となります。ご参加をお待ちしております。

参加受付
このパーティには2010TOKON10の参加者でなくてもご参加いただけます。
参加予約受付はしめきりました。参加は当日も受け付けておりますので、当日2F受付まで直接お越し下さい。
ただし満員になった場合、受付をお断りする場合もございますのでご了承下さい。
主催
日本SF作家クラブ
日時
8月7日(土)、企画時間4
18時30分受付
19時開宴
20時30分終了
会場
2Fバンケットルーム瑞雲・平安
料金
中学生以上: 7,000円(ドリンク込)
小学生: 4,000円(ドリンク込)
未就学児:無料

SF・ホラーを生ける / SFいけばなの試み

SF、ホラー作品から得たイメージを生け花で表現する展示企画です。
短編小説『Exhalation(息吹)』(2008・テッド・チャン)、怪奇映画『フランケンシュタインの逆襲』(1957・ハマー・プロダクション)の、二つのテーマで展示する予定です。

『Exhalation』の作者であるTed Chiang氏には、試作写真をお送りし、コメントを頂きました。

I'm delighted that my story provided inspiration for an ikebana artist like Ms. Ishii. This is not something I would have expected, but upon reflection, I can see how it is fitting. "Exhalation" is, in one sense, about the possibility of beauty arising out of the arrangement of simpler components, and it seems to me that the same is true of ikebana.
I wish I could be there to see them in person.

(私の物語が、イシイ氏のようなイケバナ・アーティストにインスピレーションを与えたことを嬉しく思います。これは予想もしなかったことですが、考えてみると、それがいかに似つかわしいことであるか理解できます。“Exhalation”は、ある意味では、より単純なパーツを配置したものから美が立ち現れうることを描いており、同じことが生け花にあてはまるように、私には思われます。)

制作者
牛乃あゆみ
場所
5F ホワイエ

蓬莱学園20周年記念イベント

あの蓬莱学園が帰ってくる!? グランドマスター・柳川房彦(=新城カズマ)と共に蓬莱ワールド20周年をお祝いしませんか? twitterからハッシュタグ「#hourai20」を使い、貴方にとっての蓬莱学園を140文字でつぶやいてください。当時の参加者さんには懐かしく、初めて知った皆さんは新鮮な驚きで、蓬莱ワールド20年目の真実を知るでしょう。会場ではケツダンポトフ様の御協力で、dada漏れust中継予定。新城カズマ未収録原稿大全『散歩曲線』もお楽しみに!

出演者
新城カズマ(作家)
中津宗一郎(角川春樹事務所)
坂倉基(角川学芸出版)

『15x24(イチゴー・ニイヨン)』を140倍楽しむ方法

集英社スーパーダッシュ文庫『15×24』。大晦日の東京を、15人の少年少女が駆け巡る――「空前絶後の群像劇」を素材に、物語の新しい読み方を実験してみます。既読の方も未読の方も必ず楽しめる『15×24』の歩き方盛り沢山。作家本人しか知らない『15×24』の真相とは?
Tweegliam(=twitter+google+iPad +sekaicamera+etc)時代のフィクションについても色々発表予定です。
最新情報はこちらへ→http://twitter.com/SinjowKazma

出演者
新城カズマ(作家)
坂倉基(角川学芸出版)

企画案内

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